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潮騒ボトル/四流色夜空

著:四流色夜空  だれもいない砂浜で夕陽を見るのが好きだ。  水平線に赤い塊が接して、境界が曖昧になって、海一面が燃えている。黒い影になって鳥たちが飛んでいく。太陽が最後の力を振り絞って景色を染め上げる壮大な光景を眺めていると...
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うなぎ王国の発展と衰亡について/佐薙概念(ペシミ)

著:佐薙概念(ペシミ)  死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目が織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。 ...
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