著者:真夏あむ
きみの小さな胸に付着した傷を舐めるのに時間がかかって、タイムカードを押し忘れた。
朧気な才能を天気と一緒に変わらせて、凡人のフリが得意だね、ねえ、いったいどこから来たの?なんて、夢の中でしか言えないから。
追い炊きしたお風呂でセックスをして、ちっぽけな楽園を作っている。ばかみたい。
洗われた脳に、送信取り消し機能をください、神様。
8月、戦争も平和も終わって、死にかけの蝉が鳴いている。かき氷のシロップの味が全部同じだなんて残酷なこと、ずいぶん幼い頃に教わったのね。誰に?
サンタもいなかった。永遠もなかった。傷だけが残った。私の遺書をあなたにあげる。LINEのステメにして。
天使が通り過ぎた青空、雨が降って、地獄の演技。
アダルトサイトでは友達が変な声で喘いでいて、私は浴槽に顔を埋めてただ終焉を願う。
私が神様だった場合の世界を想像してごらんよ、きみ。
その世界は、ごっちゃごちゃで、きれい?


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